人気ブランドを世に送る老舗ブルワリー
ブリュッセルから北に約30kmのブレーンドンクという町で、1871年に設立された。
1970年代初めにデュベルが人気銘柄としてブレイクし、会社名がモルトガットからデュベル・モルトガットへと変更された。
2001年には、厳正な製品安全規格が運用されていることを証明するHACCP認証をベルギーの醸造所で初めて受けた。
スタートは夫婦2人の家族経営
1871年、ステーンフッフェル村の醸造家の息子であったヤン-レオナルド・モルトガットが、妻のマリア・デ・ブロックとともにデュベル・モルトガット醸造所を設立した。
第一次世界大戦後に人気が高まったイギリス風のストロングエールを造るため、ヤンの息子アルベールが研究を重ね、イギリスの酵母を使ったデュベルを完成させた。
格式ある醸造技術によるゴールデンエールの最高峰
一見するとアルコール度数の低いライトビールを思わせる外見のデュベルであるが、実際にはアルコール度数8.5%のストロングエールなのである。
ゴールデンカラーのビールに純白の泡がホイップクリームのように盛り上がり、チューリップの花のようなグラスの底から、いつまでも細かい泡が立ち上がる様もとても美しい。
クローブに似たスパイシーなフレーバーとホップの苦みもバランスよく融合している。
デュベルの醸造工程は非常に複雑かつ丁寧である。
1次発酵を行った後、2次発酵、氷点下の熟成に3〜4週間かける。
その後、一旦酵母を濾過し、新たな酵母を添加して瓶詰めする。
24℃で瓶内発酵(3次発酵)を2週間行い、4〜5℃で5〜6週間熟成させている。
この工程は、創業以来続く伝統的な醸造方法なのである。
デュベル・モルトガットの主な商品
デュベル
- スタイル:ゴールデンエール
- 原料:麦芽 ホップ 糖類 酵母
- アルコール度数:8.5%
- 内容量:330ml
- 価格:525円
世界一魔性を秘めたビールと称されるゴールデンエールの最高峰。
1918年以来、独自の酵母を用いたオリジナルレシピが現在も守られ、2ヶ月にわたる長い熟成と瓶内発酵が繊細な香りと絶妙な苦みを生み出す。
口に含むとフルーティーな香りとキャンディのような甘みがふんわりと広がる。
爽やかな印象が強く、アルコール度数の高さを感じさせない。
また、デュベルとは悪魔を意味し、試飲した人が「このビールには悪魔が潜んでいる」と言ったというエピソードからネーミングされた。
デュベルの理想的な注ぎ方
- 注ぎ始めはグラスを約45度に傾ける
- 瓶をグラスから離して注ぐ
- ふわっとした厚い泡をつくり完成
※瓶底にたまったビール酵母をグラスに入れないように、瓶に約1cmのビールを残す。
ヴェデット・エクストラ ホワイト
- スタイル:ホワイトビール
- 原料:麦芽 ホップ 小麦 コリアンダー オレンジピール
- アルコール度数:4.7%
- 内容量:330ml
- 価格:390円
2008年後半より販売をスタート。
プレミアムな味わいとユニークなビジュアルデザインが特徴である。
厳選された自然の原材料だけでつくられた、スッキリと爽やかなホワイトビール。
魚料理との相性が抜群の1本である。
その味は、第一印象はオレンジ、レモン、バナナのようなフルーティーなアロマ。
そこに、コリアンダーのスパイシーさも加わる。
マレッツ・ブラウン
- スタイル:アビィビール
- 原料:麦芽 ホップ 糖類 酵母
- アルコール度数:8%
- 内容量:330ml
- 価格:630円
ベルギー南部アルデンヌ地方に現存するマレッツ修道院から任されて醸造する、アビィタイプのビール。
香ばしい甘みとアルコール度数を感じさせない軽やかな口当たりが印象的な1本。
その味は、ドライプラムやレーズン、リキュールやブランデーの香り、グレープの甘酸っぱさなど様々な風味が絡み合う。
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