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日本のビールとは全く異なる、色・泡立ち・香り・味のベルギービール。
日本の九州より小さい国土に140もの醸造所が散らばるビール大国の魅力に迫ります。

ヨーロッパ各国の多様な文化が交錯し発展

ベルギーは南北で二つに大きく分かれている。
南はフランス語圏のワロン地方で、主にラテン系の人たちが多く暮らし、北はオランダ語圏のフランドル地方で、主にゲルマン系の人たちが暮らしている。
ベルギーは古くからヨーロッパの文化や民族、習慣が交錯する場所であった。
多様性のある文化の融合とブドウが穫れなかったことから、ビールで全ての味わい・香り・アルコール度数の酒をつくり出し、多種多様なビールを生み出してきたと考えられている。

また、ビールのみならず食文化も発達している。
ベルギー料理はフランス料理の奥深さとドイツ料理のボリュームを兼ね備えていると言われ、ミシュランの三つ星を獲得しているレストランも数多くある。
ベルギービールは、料理はもちろん、食後のチーズやドライフルーツ、スイーツともよく合う。
バリエーション豊富なベルギービールとベルギー料理の組み合わせで、ワイン以上の複雑なマリアージュを楽しむことができるのである。

日本で一番飲まれているベルギービールはホワイトエール

ホワイトエールの原料は大麦麦芽と小麦。
それと、オレンジピールとコリアンダーが使われ、柑橘系とスパイシーな味わいが印象的な、ヒューガルデン村に古くから伝わる伝統的なビールである。
一時衰退し消滅しかかっていたが、その当時牛乳屋を経営していたピエール・セリスが復興に尽力し、世界的なビールとして復活を遂げた。
ベルギーのホワイトエールの代表格と言えば、ヒューガルデン ホワイト。

伝統的なレシピに沿って修道院で造られるトラピスト、アビィ

修道院でビールが醸造されていた理由は、訪問者をもてなす、ビールを販売し現金収入を得る、暖色中の栄養補給などとされている。
現在、トラピスト会系修道院内の醸造所で造られているものだけがトラピストと呼ばれ、修道院のレシピを用い一般醸造所が造ったものはアビィと呼ばれる。
歴史的建造物として貴重な存在であるオルヴァル修道院では、トラピストビールの最高峰、オルヴァルをつくっている。

古典的ビールの代表、ランビック

現在市販されているビールの中で最も古典的な方法で造られているのが、ベルギーのブリュッセルとその近郊で醸造されているランビックである。
空中を浮遊する野生酵母を取り込み、自然発酵させる。
防腐効果のある、苦み成分が飛んだ古いホップを使い、強い酸味が特徴のビールである。
2次発酵の段階でチェリーやフランボワーズなどのフルーツを漬け込んだものもある。

ベルギービールの主なブルワリー

  • デュベル・モルトガット
  • ヒューガルデン
  • オルヴァル

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  1. It‘s quite in here! Why not leave a response?